こんにちは、ゆきです。
今回は、伊参エリア、旧五反田学校に展示されている、
木村吉邦さんの『平等で公平な学び舎〜理念的に正しい「読み・書き・そろばん」〜』
という作品を紹介します。
作品は教室内に展示されています。
中でも目についたのは、巨大な木枠です。
木枠は四角い箱のように組まれており、その中には机がおいてあります。
机を前にして立つと、丁度目線の位置になるであろう両隣には、
丸く輪を作った紐が吊るされていて、教室にあるには不自然なさまに、
恐ろしさを感じました。
そのほかにも、教室内には複数の作品が展示されています。
長く繋がったそろばん、床に広がる不統一な教材、黒板に示された掛図など、
作品の内容が「学校」という舞台にピッタリはまっており、
まるで昔にトリップしたかのような生々しさがありました。
見れば見るほど「平等で公平である」とはどういうことか、
考えさせられる作品です。
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