2025年9月24日水曜日

『平等で公平な学び舎〜理念的に正しい「読み・書き・そろばん」〜』木村吉邦さん(伊参エリア)

 こんにちは、ゆきです。

 

今回は、伊参エリア、旧五反田学校に展示されている、

木村吉邦さんの『平等で公平な学び舎〜理念的に正しい「読み・書き・そろばん」〜』

という作品を紹介します。

 

作品は教室内に展示されています。

中でも目についたのは、巨大な木枠です。

 

木枠は四角い箱のように組まれており、その中には机がおいてあります。

机を前にして立つと、丁度目線の位置になるであろう両隣には、

丸く輪を作った紐が吊るされていて、教室にあるには不自然なさまに、

恐ろしさを感じました。

 

そのほかにも、教室内には複数の作品が展示されています。

長く繋がったそろばん、床に広がる不統一な教材、黒板に示された掛図など、

作品の内容が「学校」という舞台にピッタリはまっており、

まるで昔にトリップしたかのような生々しさがありました。

 

見れば見るほど「平等で公平である」とはどういうことか、

考えさせられる作品です。





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