こんにちは、カジキマグロです。
今回紹介する作品は葛本康彰さんの『山のさかさは空、空はひかりの穴』です。
この作品は中之条市街地エリアの旧廣盛酒造の敷地内の1つの建物をすっかり使用している、とても大きな作品です。
作者が中之条と関わることで生まれた作品であり、
山や繭のイメージを重ねているとのことだそうです。
静かながらどこか張り詰めたような、まるで洞窟や鍾乳洞の中にいるような
感覚を感じました。
吊り下げられているものは、鍾乳洞のつらら石のような形状でありながら
繭のような質感を持つ作品でした。つらら石を見て長い年月の積み重ねを
感じたり、つらら石と繭の組み合わせから中之条の養蚕の歴史にも思いを馳せてみました。
ぜひみなさんもまるで自然の中にいる空間で、
自然と一体になったり思考を巡らせてみたりしてはいかがでしょうか。


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