こんにちは。変温動物です。
皆さんは、自分のクローゼットにしまってある衣服を見た時、思い出す過去はありませんか?
私は自分の服を見て、着ていた日の出来事、一緒にいた人たちのことをよく思い出します。
今回見に行った嘉さんの展示では、自分ではなく“誰かの過去を見る”という今までにない素敵な体験をさせて頂きました。
中之条に暮らす人々から集めた衣服の山と、天井から吊るされた大きなパッチワークには、時間と持ち主の過去の記憶が詰まっていて、作品を見ていると、会ったこともない誰かのことを考えている自分がそこにはいました。
衣服は“常に身につけているもの”ではありますが、そこには沢山の記憶が詰まっています。
嘉さんの作品を見る際は、どんな過去が詰まっているのだろうかと想像しながら鑑賞するのも良いかもしれません。
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