こんにちは!M・Sです。
今回、ご紹介させていただく作品は、中之条市街地エリア、
旧廣盛酒造で展示されている嶋津晴美さんの『つながりあう世界−連環−』です。
この作品は、会場となっている旧廣盛酒造の2階を広々と
使ったインスタレーション作品です。
木の幹の内部構造はペン画によって、幹の中を水や鉱物などの養分が通る姿はガラス玉であらわされ、
それらが行き渡ることで、天井から吊るされた花々が満開に!
こちらはヒカリゴケ。その細胞をガラス玉、葉緑素をビーズ、
鉱物結晶を金属素材で抽象化して模した造形となっています。
拵え鉱物。
この世界は、生物も無生物も、目に見えないものでも、影響し合う、
つまり互いに「つながりあう世界」なのだという、
自然界に内在する形や秩序、変化の過程や仕組みが、
科学的な視点も交えて表現されています。
人間の視点では捉えきれなくても、人間もまた、その環のなかに息づいているのです。
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