2019年9月4日水曜日

『アートユニット「Sulata vesi」ドキュメント』稲垣立男+法政大学国際文化学部稲垣ゼミ(伊勢町エリア)

皆さまはじめまして、まちです。
今回はもりやまにて展示されていた、
『アートユニット「Sulata vesi」ドキュメント』を紹介しようと思います。

こちらでは、フィンランドのライラ・ユントゥネンと、日本に織田義理による、地域コミュニティへの取材を基としたパブリック・アートを志向するユニット「Sulata vesi」が中之条ビエンナーレ2015で実施したワークショップについて調査した作品たちが展示されています。

日本人のアイディアや感性に関心を持っていたライラは、
100円ショップの商品バラエティの豊かさに驚き、
それらを素材としワークショップを中之条で実施しました。
同時に、日本人の「カワイイ」という感覚を表現する
ワークショップでもあったこの催しを、稲垣ゼミの学生も模して作品を制作しています。


傘や雨靴、柄杓と、普段からよくみる日用品が
学生らの手によって いつもと違うポップな雰囲気をまとっています。

100円均一の商品を用いているために作品を身近に感じるのみならず、
用具の用途とともにそれを使う情景が
容易に、そしてどこかファンタジックに思い浮かべることができます。

絵本の世界に飛び込んだような、心温まる「カワイイ」に出会える空間でした。



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