こんにちは、タケです。
今回ご紹介するのは、中村岳さんの作品「遡及空間」です。
こちらの作品は親都神社の境内に展示されています。少し急な階段を上がりまず目にするのは、古くから地域の人々の拠り所となってきた親都神社の本殿です。その境内において本作品は圧倒的なスケールで存在します。朱色に塗装された木材は均質ではなく、長さや太さもバラバラです。複雑に組まれた木材は明らかに異質な存在であるはずなのですが、空間の調和を乱すことなく最初からそこにあったかのように見事に溶け込んでいます。作品を見る位置によって背景も異なり楽しみ方は無限です。神社の参拝も兼ねて普段とは異なる空間を楽しむのはいかがでしょうか。
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