こんにちは、Umiです。本日は、旧第三小学校で展示されている春田美咲さんの作品《何が聞こえる》を取り上げます。
音をテーマにしているこの作品は、校舎の西館1階から2階にかけて「ミシミシ」や「カタカタ」といった物音が部屋中や階段などいたるところに表されています。これは、春田さんがかつて旧第三小学校で制作中に聞いた熊出没のサイレンの音がとても恐ろしく感じられ、音から得体のしれないものが頭の中で膨らんでいく感覚を作品にしたといいます。階段の廊下には、脳内で恐怖や不安な想像がだんだんと膨らんでいく様子が表されています。音を目に見える形として表現した面白い作品でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿