こんにちは、なるみです。
今回は、伊参エリア・岩本上古民家で展示されている、飯沢康輔さんの『こずえが世界と出会うところ』を紹介します。
飯沢さんには、ビエンナーレ通信第一号でも取材させていただきました。
光座はこちらの建物の中です。
まるで暗い森から空を見上げているよう……。
幻想的な空間ですが、それを演出している「光」は私たちがいつも浴びている日光。
作品を通して身近な自然を改めて感じることができます。
そして、地座はもう1つの建物の中にあります。
建物に入った瞬間、木の迫力に圧倒されます。
しかし、迫力だけでなく、美しい木の流れに目が離せません。
作品のテーマである「森」。森は未知なる自然への入口だという説明がガイドブックにもありました。
飯沢さんにお話を伺ったところ、作品名にもある「こずえ」も同じように入口だそうです。木の先端であるこずえは「自然の最先端」であり、自然と人間の境界のようなもの。そこで人間は自然に触れ、自然と人間の関わりが生まれる…。
自然の大きさを感じると共に、自然との関係性を改めて考えることができます。
太陽の光を直接取り込んでいるため、光の具合は天気によって変わります。天気の良い日の午前10時から午後2時の間が最高の時間帯だそうです。
ぜひ天気の良い日に訪れてみてください。
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