こんにちは、ユリカです。今回は、伊参スタジオで最も印象に残った作品をご紹介します。
上光陽さんの作品、「空の下で」です。
この作品を一目見た瞬間、まずは驚き。そして、その次も驚き。
黒板に大きく描かれた空は今にも風に流れ出しそうで、壮大な風景が思い浮かびました。下部に積もったチョークは、なんと街の形になっています。息を吹きかけてしまったら簡単に吹き飛んでしまうと思うと、近くに寄って見るのがハラハラするくらい繊細に出来上がっています。
公式ガイドブックには「描いてはまた消し、書いてはまた消す。チョークの粉はその繰り返しの中で積み重なって景色を映し出すかもしれない」とあります。これほどの粉がたまるには、どれほど描いては消し、描いては消し...の作業を行ったのだろうとついつい考えてしまいます。きっと、何度も何度も数え切れないほど描き直したのでしょうね。
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