2025年9月17日水曜日

『あかりのありか《光ノ山》』泰然+きみきみよ+中之条小学校+吾妻特別支援学校さん(伊参エリア)

こんにちは!M・Sです。

私からは伊参エリアのイサマムラにて展示されている

泰然+きみきみよ+中之条小学校+吾妻特別支援学校さんの

『あかりのありか《光ノ山》』についてご紹介させていただきます。


この作品では、2025年6月に中之条小学校4年生・6年生・特別支援学級と吾妻特別支援学校小学部に向けて実施されたワークショップにおいて、子どもたちが、題材となっている同名の童話を読んで想像した場面を、積み木とLEDによる「読書感想光」として表現しています。



『あかりのありか《光ノ山》』は、紙飛行機のこーきが、「光ノ山」の本当の意味を探して

中之条のさまざまな場所を巡るおはなし。



泰然さんときみきみよさんの童話「あかりのありか」は、光やあかり、いろとりどりの場所を旅する紙飛行機のこーきを主人公としているのですが、実は、こーき以外の絵は描かれていません。

こーきが見たものを、子どもたちが童話を読んで想像し、それをLEDと積み木で表現することで、この童話は「立体絵本」として完成されるのです!


造形作家である泰然さんと童話作家であるきみきみよさんは、文化庁文化・芸術子ども育成推進事業の登録芸術家として、童話「あかりのありか」を通して、光源にLEDを、反射材・遮蔽材に積み木を用い、子どもたちが体験的に「あかりの質は光源・反射材・遮蔽材のバランスで決まる」という知見を学ぶことの出来るワークショップを開発しました。

そして、光やあかりを取り扱った授業の少ない日本の小学校の図画工作科の発展のため、各地での普及実践に努めています。

このワークショップは、アートとサイエンスを融合した、アート・サイエンスコミュニケーション活動となっています。





1 件のコメント:

  1. ご紹介ありがとうございました。解説は完璧ですが、作品についての考察もお伺いできれば、嬉しいです。

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