こんにちは
かおりです
今回紹介させていただくのは三浦かおりさんの「思想の構成(英題 Thought
background)」です。
写真は作品一部、四万エリア、旧第三小学校2階の図書室の一部です。
申し訳ないです
写真からお分かりいただけるかと思いますが 特徴的なアーチをカメラに収められませんでした。
どんな形かと言いますと、ページを細切れにされた文庫本入りの無数の袋が、テグスのような糸で傘状に吊り下げられています。カバーをとられ中身をくりぬかれた同じ厚さ・外見の文庫本が、ページに埋もれるように袋詰めされています。
作家さんは、細切れになった本たちで、子供の頃、また大人になってから読んだ本の違い、意識の底にしまわれていった記憶について注目して表現したそうです。
傘のアーチが驚くほど整っていてきれいなためか、細切れになった無数の色もない本は、なんだか悲しく、切ないものに見えました。
恐らくどのアングルから撮っても全体を撮るのは厳しいかと思われます。
四万エリアを訪れた際は、ぜひ足を運んで実際に見てみて下さい。
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