展示の教室、やや中心をそれた所に 天井から各々の長さのコードでつながれた
60個程のまっすぐにぶら下がった電球が見えます。
およそ大人の手のひら大の電球には、何かが映っているようです。
灰色とこげ茶の球体の中に 何やら窓辺のようものとのぞき込む自分の顔が……。
60個程のまっすぐにぶら下がった電球が見えます。
およそ大人の手のひら大の電球には、何かが映っているようです。
灰色とこげ茶の球体の中に 何やら窓辺のようものとのぞき込む自分の顔が……。
作者の村上郁さんは表現の一つとして、電球の中に誰かの写真と油などの液体を組み込んだ作品を何点も発表しています。当作品については、人の知覚、また捉え方の揺れ、「文化的・社会的制度によって作られた感覚と、物に対峙する肉体としての自己の間で起こる終わりなき対話」、「観念的な社会と社会の中の個と現実の間」に着眼して制作したそうです*。
10月3日(土)午後には、伊参エリア、旧伊参小学校で村上さんも参加するビエンナーレ作家クロストークが催されます(入場無料)。
詳細 ビエンナーレ公式サイト、作家公式サイトにございますので是非チェックしてみて下さいませ。
(*キャプションの言葉を一部抜粋させて頂きました)
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